預言の声聖書講座 第2部 第6課

06.死後はどうなるか 

フランスの文豪ピクトル・ユゴーは、「人間は刑期を定められていない死刑囚である」といいました。人間はだれも死をまぬがれることはできません。ただその時がわからないのです。評論家の荒正人氏は「現代人にとって、死は必ずしも老人の関心に留まるものではない。青年の病死や自殺は僅少な例外としても、私たちの外部から突然に、また、緩慢に押しよせて来る死にかこまれている。戦争と革命は、死と同義語である。原子爆弾や政治裁判は万人の脅威である。各種の公害は、平和に暮らしている市民たちを死の世界へ引きずり込もうとしている。20世紀後半に生きながら、死神の大嫌を心に浮かべることのない者は、馬鹿か気違いだけであろう」と書いています。現代に住む私たちは死と非常に近いところで生きているのです。聖書は「罪の支払う報酬は死である」(ローマ人への手紙6章23節)といい、死は人間の罪の結果であると説明しています。私たちは死ぬとどうなるのでしょうか。聖書の中にその答えを求めてみたいと思います。

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川越 勝牧師による音声メッセージ