預言の声聖書講座 第2部 第4課

 04.終末とその前兆

20世紀の幕が開かれたとき、人々は希望をもって明るい将来をのぞみました。今、20世紀を終えようとするとき、二つの世界大戦を含むこの期間は人類の暗い歴史でした。そして将来も明るくはありません。人口、食糧、資源、エネルギー等困難な問題をかかえこんで世界の終末ということを考える人が多くなってきました。ある人々は今世紀の終わりごろ非常に大きな危機にみまわれるだろうと考えています。聖書は罪の世界がいつまでも続くものではないと教えていますが、いつ終末がくるかという正確な時期については、明らかにされていません。もし何年何月何日ということがわかっていたら、ある人々はその日の直前まで勝手な生活をして、時がきたらまじめな生活にはいろうと思うかも知れません。しかし私たちはいつ自分の生命の終わりがくるかわかりません。また、急に悪の道からぬけ出すこともできないでしょう。ある人々は時が近づくにつれて生活も落ちつかず、浮き足立ってしまうおそれがあります。正確な時は示されていませんが、その時が近づいていることを示す前兆は聖書の中に明らかにされています。

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川越 勝牧師による音声メッセージ