預言の声聖書講座 第2部 第3課

03.最大の希望 

聖書の中にあるすばらしい真理の一つは、人間の救いを完成するためにキリストがもう一度地上においでになるという約束です。「キリストもまた、多くの人の罪を負うために、一度だけご自身をささげられた後、彼を待ち望んでいる人々に、罪を負うためではなしに二度目に現れて、救を与えられるのである」(へブル人への手紙9章28節)。これをキリストの再臨といいます。

 キリスト再臨の教義は、聖書の基調です。人類の祖先アダムとエバがエデンの園を悲しみのうちに去って以来、信仰をもった人々は、神の人間回復の計画が実現され、再びエデンの園が与えられる時を希望したのです。キリストの十字架によって、救いの道が開かれ、キリストが昇天なさった時、それを見送った弟子たちに天の使いは「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」(使徒行伝1章11節)といいました。また来るというキリストの約束は、弟子たちの未来を明るく照らし、彼らの心を喜びと希望で満たし、どんな悲しみや試練の時にもその心を支えたのです。

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川越 勝牧師による音声メッセージ